八重山に最接近した台風18号で、暴風雨等による災害以外の通信障害による想定外の被害が起こってしまいました。
台風の接近時は、県議会会期中につき八重山滞在でなかったため、現地の情報収集と報道等確認をおこなったが、9月30日八重山最接近の午後9時45分頃から、通過後の翌10月1日午前8時すぎまでの約11時間におよぶ通信障害は、八重山エリアの電話やインターネットが使えなくなり、119番や110番通報もできなくなり、空港機能が停止するなど重大且つ深刻な事態であった。
内閣府大臣政務官の今井絵理子先生からも、早朝よりご心配されてのお電話をいただき、再発防止策を強力にして頂くよう申し出た。
これからの台風は、大型化が普通になりつつあり、防災に対して、国と県、市町村が連携を強め、様々な事態を想定して対策を講じていく必要性を改めて痛感した。
Yahoo!ニュース (沖縄タイムス記事より)
八重山日報 コラム記事 2019年10月2日
台風第18号に関する情報 第28号
(※9月30日 16:48 気象庁予報部発表からの抜粋)
大型で強い台風第18号は、30日16時には与那国島の南にあって、1時間におよそ20キロの速さで北へ進んでいます。中心の気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで、中心の東側170キロ以内と西側110キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。
台風は30日夜にかけて、暴風域を伴い強い勢力で先島諸島に最も接近する見込みです。その後は東シナ海を北上し、次第に進路を北東に変えて、10月3日に朝鮮半島付近に進み、九州北部地方に接近するおそれがあります。さらに、4日には日本海へ進み、温帯低気圧に変わる見込みです。