11月7日〜11月10日の日程にて、台湾視察研修を行いました。視察目的はコロナ禍からの経済再生状況確認、沖縄と台湾との観光、経済交流の再開への展望等について、台湾立法院(国会)の游院長表敬、台日関係協会蘇会長との会議、琉球台湾協会との懇親会、また台湾海峡の緊縛した状況下にある中における台湾シンクタンクでの国防専門家との会議などでした。
私自身2年半ぶりの台湾訪問でしたが、外国人観光客は戻り始めているようですが、まだ再開したばかりの様子で、空港なども2年半前の混み合いはなくこれからの様子でした。街中においては知り合いの飲食店、よく通っていた店もコロナ禍で閉店していて、コロナ感染で多大な影響があった様子が見てとれました。
今回の視察研修において沖縄自民党会派としては、台湾行政機関との顔の見える関係性が作れたのは意義あるものであり、緊張高まる台湾海峡情勢の意見交換などは、継続して意見交換する必要性を強く感じました。
立法院游院長は元宜蘭県県長であり、20数年前に宜蘭県で当時の沖縄県吉元副知事等と同行して面談したことがあり、游院長も思い出してくれたようで、久しぶりの再会となりました。特に与那国や石垣島のことについて詳しく、宜蘭県との交流に強い期待を持っておられる事を強調していました。また、台日関係協会の蘇会長も沖縄に滞在していた経験から沖縄に詳しく、台湾と沖縄の交流に大きな期待を持っておられました。
沖縄と台湾の観光、経済交流の発展、拡大は今後において沖縄県の県益にとって重要な事だと改めて感じており、台湾有事の際における沖縄への影響についても情報の共有、連携は重要です。
今後においては台湾各地空港と那覇空港の航空路線の充実再開、台湾桃園空港から石垣空港への航空路線の早期再開、加えて宮古空港への航空路線開設において取り組んでまいります。
最後に沖縄自民党会派と石垣ロータリーと姉妹ロータリーである台北大同ロータリーの皆様とも懇親会をできたことに感謝申し上げます。感謝