沖縄自民党会派 離島地域視察研修

10月18日〜21日の日程にて与那国町、竹富町、石垣市、宮古島市の視察研修を行いました。
 
18日 西銘恒三郎衆議院議員も同行のもと、与那国町役場を訪問し、外間町長より地域の行政課題、とりわけ高速艇を使った台湾との交流事業について実現のための要請を受けました。
漁港視察においては、漁港整備、ガジキ等水産物の流通不利性事業の継続などの課題を確認、県道217号線の県の遅延事業現場、田原川整備状況と、昨年の大雨被害箇所の復旧現場を確認しました。
 
19日 陸自与那国駐屯地にて業務確認と、地域住民との関連事業、また、自衛隊の整備による地域住民も陸上競技に使用でき、地域事情に配慮した整備の整ったグランド整備の状況を確認しました。
19日午後より、石垣島へ移動し、海保を訪問し尖閣警備の状況、装備等の説明を受け、実際に尖閣警備にあたる巡視船「いけま」に乗船し装備内容の説明を受けました。
その後、竹富町役場を訪ね大浜副町長より、竹富町の課題、とりわけ過疎法の改定による財政的課題については、詳細な説明を受け課題を共有しました。
 
20日 石垣市役所を訪ね、川満副市長より地域の課題、尖閣問題、コロナ対策と観光経済との両立のための市独自の取り組みなどの説明を受けました。その後石垣市平良市議会議長を訪問し、次期沖振計において、県議会と共に離島振興の重要性の連携をしていく事を確認しました。
続いて、県八重山事務所にて八重山地域の離島コロナ対策について意見交換し、現状認識と課題の確認をしました。
午後より、宮古島へ移動し、宮古島市役所にて下地市長、山里市議会議長、下地商工会議者会頭を交え、宮古島市の課題、また「みなし過疎法」当該地域としての今後の財政への影響についてなど意見交換しました。また、県宮古島事務所を訪問しは宮古島地域のコロナ対策について、現状確認と課題の確認をしました。
 
21日 再生エネルギーを利用した実験施設の視察、伊良部島島内視察と、伊良部島で建設が行われている本格的な野球場の説明、下地島空港の設備、稼働状況の視察をし、駐車場不足の課題について現場確認しました。その後、航空自衛隊レーダー基地を訪ね、業務内容の確認と意見交換、新設された陸上自衛隊宮古駐屯地では業務内容確認と駐屯地内の視察を行いました。また観光施設視察として、宮古島のリゾート施設担当者より、現況の稼働状況、今後の観光経済への支援策の充実等の要請を受けました。
 
沖縄自民党会派として会派18名の県議が離島地域視察するのは初めての事であり、次期沖振計における離島振興の重要性を改めて確認する有意義な視察研修となりました。
今後とも、沖縄自民党は離島振興に全力で取り組んで参ります。

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