石垣市北部地区における地域医療及び課題についての意見交換会開催

昨日(5/23)石垣市北部地区における地域医療及び課題について、伊原間公民館にて、北部地区の公民館長や地域の皆さまと意見交換を行いました。
午後7時30分開会し、石垣市議会議員(石垣亨氏、我喜屋隆一氏、東内原とも子氏、友寄永三氏)も任意ご参加いただき、県立八重山病院付属伊原間診療所の現状と今後について、八重山病院関係者から聴取した事項に対し、地域の皆さまのご意見を直接お伺いし、今後の最善の方策などについて話し合いました。
また、その他の課題として、北部地区の高齢化と過疎化などの問題が提起されましたが、この限られた時間で解決する簡単な問題ではないため、今後も意見交換会を継続して開催することをお約束いたしました。

《現 状》

 ◦現在、公民館の土地に立てられている診療所において、八重山病院の医師が巡回診療を行なっているが、建物の老朽化が著しく激しい状況にある。

 ◦昨年度(月に2回程度)、今年度4月からは月1回の巡回診療で訪問し、1回の巡回で10人 程度の患者さんに対し、医師・看護師・事務・運転手の4人体制で対応している。

 ◦内科の診療科目で、その他の診療科については、患者さんは八重山病院等に通院している。

 (市が運用する予約制のバスを活用しているケースもある)

 ◦巡回診療については、病院からある程度の薬剤を持参している。

   持参薬剤以外が必要となった場合は、病院まで取りに来ていただく場合がある。

 

 《今 後》

 ◦上記の現状から、9月休止しても医療サービスの滞りはないという見解。

 ◦地域の医療機関(かりゆし病院・徳洲会病院・下地脳神経外科等)が訪問診療(在宅療養)を

  実施しており、巡回診療担当医や、地域連携室がそれぞれの病院との連携体制が構築できている。

 ◦患者さんが困らないような体制作りや周知活動の徹底。

 

 《対 策》

 ◦年に数回開催される、地域の医療構想 八重山圏域をどうするかという話し合いの中で慢性期や急性期等で病院の役割を分担する体制は出来てきている

  (病院間の良い関係ができている)

   ・八重山病院  急性期を中心に

   ・徳洲会病院  急性期・慢性期

          (一部、包括ケア病棟導入)

   ・かりゆし病院   回復期・慢性期

           (リハビリに力をいれている)

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